山羊と茶会

9:00

起床。起きた瞬間「また9時かよ」と思った。休日でも7時くらいに起きてコーヒー飲んで…っていう夢のルーティーンは、いつになったら叶えられるんだろう。朝早い仕事をもう5年もしてるが、まだ夜型なんだろうか。

10:00

洗顔歯磨き寝癖直しを済ませリビングへ。奥さんがこたつに首まで浸かりながら(こたつに浸かるという表現は的確だと思う)スマホをいじっていた。僕は煙草を吸ってから、「天気良いから獅子吼高原に遊びに行くぞ」と彼女のケツを叩く。しぶしぶ起きて準備を始める奥さん。

11:30

愛犬を乗せて出発。外は12月とは思えないほど暖かかった。
40分ほど車を走らせ、『パーク獅子吼』に到着したものの、ゴンドラが冬季休業に入っており山頂にまでいけないことが判明、萎える。
ここでモタモタしてると感じが悪くなると思った僕は、すかさず「これゴンドラ乗れなかったら暇じゃね、とにかく散歩でもすっか」と機転を利かせた。奥さんは笑っていた。
それで気付いたんだけど、6年も一緒に居ると男女の駆け引きもクソも無く対等な付き合いが出来るからすこぶる楽だ。どうやら僕は結婚向きであって恋愛向きではないらしい。

13:00

下山(?)し、全国から取り寄せが殺到すると噂の大判焼き屋へ行く。店頭ならすぐ買えるだろうとタカをくくっていたが、90分待ちの札が立っていたのでドン引きした。
最初は諦めてたこ焼きだけ買って帰ろうかと思ったが、せっかくここまで来たし、逆に90分も待ち時間があるならどっかほっつき歩いてればいいだろと考え、奥さんの実家に渡す分も含めて一気に16個注文して車を走らせた。

14:40

以前から気になっていた喫茶店に入る。山羊のいるお店。
ログハウスを改造したようなセンスの良いお店で、気に入った。コーヒーも美味しかった。

店主の奥さんか単なる店員かは分からないが、30そこそこの女の人が給仕してくれた。声がビー玉みたいに澄んでてコロコロしてるのが印象的だった。
奥さんはずっと山羊に話しかけていた。

15:00

帰路につきながら大判焼きを頬張る。皮の3倍あんこが入っていて美味かった。渋いお茶とと合わせたらさぞかしうまかろう。あんことコーヒーって合わないことはないけど、ベストマッチとまではいかないよね。

18:00

一旦家に帰って昼寝をブチかました後、少し離れたところにある本屋へ。最近開拓し始めたルポルタージュものと、開高健の短篇集を購入。この作家は初めて読む。だいぶ分厚く、小説にしては値段もそれなりに張った。
最近、岩波文庫にハマっている。無骨なカバーデザインも良いし、ものによっては挿絵が入っていて中休みがしやすい。
注釈の打ち方も、同ページ内に収めてあるのでいちいち巻末を引っ張り出さなくて良くて読みやすい。新潮ばっかも飽きてきたから、こっちの方も手を出してみようかなと思う。あ、角川は嫌い。

23:00

夕飯を済ませ、奥さんの実家に寄り、諸々の用事を済ませて今に至る。今日はそれなりに充実した一日だった。
来週の日曜日は、友人のKを誘って県外の水族館に行く予定。師走ぐらい楽しんどこう。

今週の日記まとめ書き

11/26

奥さんと義兄さんの3人で焼肉屋。
超昔ながらの店で、店主はおばあちゃん一人。店内はありとあらゆる場所に油と煤がこびりついてた。
土間はコンクリート、座布団は20年ぐらい使ってそうな色味。そして極めつけは、汲み取り式トイレ。
ここ10年くらい汲み取り式のトイレを見ていなかったので感動した。その昔に、母方の祖父の家がこれだったなとしみじみ思い出しながら用を足す。

タレが美味くて良い店だった。気取った店より、こういう半分客ナメてるくらいがいい。

11/28

昨日。会社の人と飲み会。
社長は仕事の愚痴が言えないので呼ばず、ゴリラは嫌われてるので呼ばず、新入社員のトニーは不潔だから呼ばず。
結果、気の合う人6人だけで飲むことになった。
18:30開始。2時間ほど食って飲んで、9時前にmzfkさんの地元にあるスナックへと場所を移す。

※マイクを握っているのは、僕がリスペクトしている先輩のmzfkさん

僕はクソ音痴だけど、歌うのは好き。とはいえ流行りのアーティストなんて全く知らないし、定番曲も全く知らない。少ないレパートリーから厳選し、槇原敬之、サンボマスター、はっぴいえんどとかを歌った。はっぴいえんどは世代の人もいたけど、誰も全く知らなかった。細野晴臣には喰いついてたけど。
あとはgroup_inouの「HEART」があったので喜々として歌い、爆笑をかっさらってやった。さぁ、拍手でどうぞ!

11/29

今日。奥さんと義兄さんとお義父さん、姪っ子ちゃんの5人でお義父さん行きつけの焼き肉店へ。週に3日も肉を食ったのはこれが初めて。
姪っ子ちゃんはクソ眠そうで、僕の顔を見ては照れていた。僕を見て照れるとは、齢3にしてもう男を見る目があるということだろう。将来、同級生の男がクソばっかに見えて苦労することになるだろうな。

*** *** ***

今日はラジオを撮るのに一時間半もかかってしまった。改めて考えると週に2回も何かしらを話すっていうのは難しい。これまではなんとかこなしているけど、毎回ネタ作りに苦労する。
あんまり個人的すぎる話だと誰も聞かないし、かといって安直に恋愛の話ばっかりはしたくない。このあたりのせめぎ合いが面白いところだと思う。苦心して作った放送が思いのほか誰にも聞かれなかった時は、心の中で「気持ちぃ~!!」と叫んで自尊心を守っている。
あと、記事の仕事が再開された。単価も1文字0.6円。
軌道に乗れば奥さんからお小遣いをもらわなくても済むし、好きなだけ麻雀できる。また半泣きになりながらパソコンに向かう日々の始まりだ。
ここ最近忙しくて日記を書けなかったけど、失念してしまう前に書き残せてよかった。

はい、おやすみなさい。

クソマンデー

今日は友人Y、父と一緒に現場に行った。
前日に父が雨養生をしていたが、テープの貼り足りなさ過ぎてクソの役にも立ってなかったし、部分的に雨水が溜まって余計に邪魔だった。なにしてくれんだよ。
そして父は9時頃退散。何しに来たのか。
その後、昼の打ち合わせで今週の金曜日に足場を解体すると伝えられ、茫然とする。どう考えてもあと最低一週間はかかる。ていうか、塗装の工程を4日間しかとってないのはなんなんだ?頭悪いのか?1日1工程でいけと?板金屋やサッシ屋をかいくぐって?辟易するわ。
初めて仕事をもらうゼネコンだが、やっぱりどこもかしこも同じだ。クソつまらん。既得権益?っていうんだっけ?今流行りの。ああいうやつなんじゃないの、知らんけど。
工期を崇め過ぎて(あえて崇めるという言い方をする)、要所要所の手抜きが前提になってる工事ってなんなんだよ。塗装の工程だって、全4工程だけど下手すりゃ2工程になるぞ。適当な仕事でいいんなら、高い金払って専門職にやらせなくても、そのへんの高校生に日当8,000円ほど握らせてペンキ塗らせた方がよっぽど安上がりだと思うわ。揃いも揃ってクソばっかだ。

そう言いつつも、今こうしているのが楽だから、僕はここに腰を落ち着けているのだと思う。それを考えるとやるせなくなる。待ちの人生はやめようといつの日かぼんやり考えたことがあるが、人間ってのはすぐ忘れてしまう。忘れてしまうから人間だ。

いい加減、本でも書こうか。