あけましておめでとうございます

\新年/

明けましておめでとう御座います。

こんにちは。テオ・金丸です。
ご挨拶が遅れてすいません。

ついに迎えましたね~2018年。
すっげぇどうでもいいけど。
2014年あたりからどうでもよかったけど。

さて、久々の更新&新年ということで、今日は軽めにいっときますか。

***

うちの会社はクセものが多い。
というより、この業界自体がクセものの集合体になっている。
良く言えば男らしい、悪く言えばカス、そんな人たちの妙な熱気が、いつも現場を動かしている。
動かしてないときもあるけど。

閑話休題。

後輩にDの助という奴がいる。
齢18にしてこの業界に飛び込んできた期待のルーキーだ。
しかし、例に漏れずこいつもクセが強い。

一緒に現場へ行って仕事をしていた時のことだ。

「金丸さぁ~ん、ハケってどっかないっすかね~?」

彼の声はハスキーで、加えて妙にぬるぬるしている。
動物に例えるならナマズのような声だ。

この時は、ペンキを塗るために使っていた刷毛がダメになってしまったとのことで、その在処をわたくしに聞いてきた。

「ネタ場(※材料や道具が置いてある場所)にあると思うぞ」

わたくしがそう伝えると、彼はまた「うい~す」とナマズ声で刷毛を取りに行った。

それから数分後。彼が戻ってきた。
しばらく無言で仕事をしていたが、背後に気配を感じたので振り返ると、

Dの助が半分にブチ折れた新品の刷毛を持って立っていた。

「ヤっちまったッスわァ~…」

「ヤっちまったッスわァ~…」じゃないよ。新品だよ。
あとそれ、人のやつだよ。親方のやつだよ。

しかもニヤけんな。新品の刷毛ブチ折っといてニヤけんな。

「ハァ…もういいっすわ…俺これ使います」

待てや。
なんでお前が被害者みたいな雰囲気出してるんだよ。
「もういいっすわ」じゃないよ。なにスネてんだよ。

わたくしは言わねばならぬと思った。
この類稀なるナメっぷりを発揮する後輩に、ガツンと一発言わねばならぬ。
今こそこの若造に、社会のなんたるかを――

わたくしはすっくと立ち上がり、Dの助の方に歩み寄った。
そしてブチ折れた刷毛を受け取り、こう言い放った。

「まぁ会社の金で買った刷毛やし。もう一本持ってこいや」

ちなみにこの話を運転中のYすけにしたらメチャクチャ爆笑して、あやうく事故るところだった。