しらないところでしらないことを

今日は一日ものすごく良い天気だった。
加えて、一人で現場を任されていたのでなおさら気分が良い。一人だと自分のペースで勝手にやれるし休めるし、誰も文句を言ってこないから好きなようにのびのびとできる。
不安が無いといえば嘘になるけど、でも僕は大人数で現場に行くときの方がストレスを感じる。いかにも「共同体」チックな、あのなんとも形容しようのない雰囲気が気持ち悪くて苦手だ。こんな根暗なやつ、社会不適合者なんかな?

天気の良い日は、特に嗅覚が冴えわたる。むかーし、母方の祖母を連れて市内を刊行した時の匂い。光の差し込む自室で見た、ダイヤモンドダストみたいに輝く埃と静寂の匂い。なぜ視覚野に訴えかけず嗅覚でそれらを間接的に思い出すんだろう。このへん人体の不思議。

最近は、共同体に属すること、属して、給料をもらうこと、給料を吐き出すそのシステムを崇拝すること、にほとほと嫌気がさし始めた。僕たちは職人とは名ばかりで、愛しているのは仕事じゃなくて給料だ。もっと言えば給料を吐き出す会社のシステムに心酔している。ここに安寧を求めるのであって、仕事そのものに安寧など見出さない。見出す人はとっくに一人で商売してる。
「バカの壁」の感想文を書こう書こうと思ってはいるけどなかなか手を付けられない。新しく知識を得るとかはなかったけど、自分の考えをよりいろんな角度から検証できたので良い本だった。上に書いたのもこの本を読んで気づいたことだ。

今週はずっと晴れらしい。もうそろそろ春が来る。苦手な春が。

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