70,000文字

昨日記事の案件がすべて完了した。
何よりも嬉しいのは、僕自身がウハウハになっていないことである。普通、1日1万文字とか書く日々が終結したらパーティの1つも開催したくなるものだけど、何故か今の僕は「終わったぜ フッ」みたいな冷静さと小憎らしさがある。
こういう気持ちになれるのは、もはや記事を書くという行為が、僕の中で当たり前の習慣になってしまったからではないかと思う。レッドブルを3本胃にブチ込んで、ノーパソのタイプ音すら壁に反射するような午前3時、黙々と仕事してたんだから。
まるで布に水を染み込ませるがごとく、大量の活字の連続に自らを落とし込むことで、ようやく僕は文章を書いて金を稼ぐという事の、その本当の部分を成し遂げられたのかもしれない。
あえて例えるなら、囚人が刑期を終えて出所した時のような感じ。決して晴れやかではないけど、次の一歩が決まってるような、そんなニュアンス。

***

今日は家に帰って晩飯を食ってからすぐ、奥さんの実家に行った。お義母さんに誕生日ケーキを渡す為に。
僕は昔から、こういう形式じみた行為が得意じゃない。だから自然にできる人を見るとすごいなと思う。誕生日や記念日には当たり前にプレゼントを用意し、祝辞を述べて……みんな、どこで覚えたの?少なくとも僕は、周りの真似をして覚えた。だから誕生日のお祝いとか、処世ぐらいの意味しか持ってないように思う。

奥さんの実家では、飼い犬のペペッチ(本名:アラン)が縦横無尽に暴れまわっていた。落ち着かせるために抱っこをしても、比喩抜きでウナギみたいな動きでヌルッと滑り落ちてまた走り回る。何があの子をそうさせるのか分からないけど、なんだか共感できた。たぶん僕も人の腕の中に抱かれたら、ウナギみたいに抜け出して走り回ると思うから。

帰宅してからはずっと本を読んでいた。アウトプットはこりごりだから次はインプットというわけだ。
今日読み終えたのはカフカの短篇集。大部分は難解だったけど、いくつか気に入ったものを見つけた。後日読書感想を書こうと思う。
もう1つはドストエフスキーの「賭博者」。ちょうど中盤に差し掛かり、齢75のおばあちゃんがカジノのルーレットでアホ勝ちするというクソ面白い展開になった。僕も麻雀でアホ勝ちしたい。最近やってないけど。

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