トーキョー・トリップ後日談

ヨッシャ~~~~~日記かくぞ~~~~~~。

8月13日

朝5時30分起床。身支度を整えて車に乗り込み駅へ向かう。
朝早いというのに駅にはそれなりに人が居た。若い人たちもちらほら。みんなどこへ行くんだろうか。
6時になり、新幹線に乗り込む。ここから2時間30分後にはもう東京。僕も奥さんも、景色には興味が無いので早々に寝息を立てる。

8時30分過ぎ、東京駅に到着。いきなり眼鏡屋に向けて移動しても良いが、開店時間にはまだ早いのでとりあえず秋葉原へ向かう。
僕は秋葉原に用は無かったけど、奥さんが行きたいというので付いていった。無計画の秋葉原行きに否定も肯定もしなかったのは、東京なんてどこ歩いてもだいたい面白いからいいだろという浅はかな考えが念頭にあったためである。

秋葉原をしばらく歩くも、僕も奥さんもいわゆるオタク文化のことはちっとも分からない。たまに暑さに耐えきれなくなるとゲーセンとかに逃げ込み、汗がひいてからまた通りを歩くというのを繰り返した。
そのうち、奥さんが「秋葉原のドンキおもしろいから見に行こう」と言い出し、そうすることにした。何が面白いのかは分からないけど、とにかくおもしろいらしい。
ドンキ内部はAKB関連のポスターまみれだったことを覚えている。特に面白いものは無く、飲み物とかだけ買って外に出る。

いい時間になったので、電車に乗って有楽町に向かう。そこに最初のアイウェアショップ「EYEVAN LUXE」がある。
ミッドタウン日比谷という商業施設の中にテナントとして入っているらしく、クソでかいので駅からちょっと歩いたらすぐ見つかった。

正面には何か催し物があった。オリンピックのやつっぽい。
僕はオリンピックはおろかスポーツ全般に1ミリも興味が無いので、この写真もあくまで記録用。
ふつうじゃないと言いつつ、結構ふつうに見えるのは僕だけじゃないはず。

「EYEVAN LUXE」はすぐに見つかったが、すぐには入らずしばらくSC内を2人でうろつく。
クソでかい地下とかクソ高い写真とかが売られているのを見て、「なんかここ、セレブ向けくさいな」と2人して言い合っていた。ほどなくしてEYEVAN LUXEに入店。
接客しようとしてくるお姉さんをさらりと躱し、手を後ろに組んで吟味する。30秒ほど見て、「あ、ここはだめだ」と確信する。
まず品ぞろえが悪い。手に取って自由にみられるものでせいぜい50本程度。高価なブランドのものはガラスケースに入れられていて、試着したければ一度店員さんに声を掛けなければいけない。
店員さんに声なんか掛けようものなら、ありとあらゆる美辞麗句を頭の上からブチまけられて辟易すること間違いなしだ。大しておもしろいものが無かったので、15分ほどしてこの店は後にした。リストからは削除だな、と心の中でひとりごちた。

次に向かったのは原宿。これも奥さんのチョイス。タピオカミルクティーが飲みたかったらしい。
俗くさい行為というのは、普段そういうものを嫌っている人間にとってはなんだか背徳的である。原宿に来て、10代の子たちと肩を並べながら店に並び、やっとの重いで黒い玉の沈殿した濁り水を啜る。なんとも俗である。
結論から言えば、原宿は人が多すぎてタピオカどころではなかった。自分がどこに居るのか分からず、どの店もどの通路も人でごった返していて歩くのすら一苦労だった。
途中で見つけたミニストップに入り、ハロハロ(アイス)を食って休憩する。タピオカにありつけないのなら、もうこんな
街に居る必要はない。僕たちは早々に原宿を後にした。

この後の動きについては記憶が朦朧としていて時系列順に書くのが難しいので、行ったアイウェアショップについての感想だけ記しておく。

・コンティニュエ 恵比寿店

Tumblrで教えてもらったお店。こぢんまりとした街の、下り坂の中途にある。
店内はそれほど広くはないものの品ぞろえはバッチリで、いちいちガラスケースに入れてあるものも無い。取り扱いブランドも文句なし。
何より店員さんが気さくで素晴らしかった。イケメンのHさんという方とお話したが、緊張してるんじゃなくてあくまでも照れくさそうに距離を詰めてくるのが愛しくてついつい話し込んでしまった。
特に、「金沢から来られたんですか?僕も行ったんですよ。車で。冬に。下道で。」という、何かしらの縛りプレイでもしてるのかと思うほど過酷な環境下で金沢に来た話は笑った。理由は「なんか行きたくて…」だったのも最高だった。
「なんか峠通らされました」とも言ってて、それが地元民でも恐れるあの「安房峠」だったと知った時は戦慄した。ニコニコしてやがるがこの人は、冬に車で安房峠を超えたんだ…と思うと、ものすさまじい生命力を感じた。あるいは無知。

肝心の眼鏡はというと、いいものが3つほど見つかった。僕が楽しみにしていたハフマンスのモデルは、Ghostしか無くサイズが全く合わなかったので断念。代わりにMYKITAのツーブリッジと、MASAHIROMARUYAMAのひねりツーブリッジモデルが見つかった。
どちらも問題なく似合うものの、「ちょっと玉型がデカすぎてぼったくさいな…」という懸念が生まれる。Hさんが面白い人なのでそれだけで即決しても良かったが、貧乏人が頑張ってン万円も出すのだから変に妥協はしていられない。取り置きだけしてくれるとのことだったので、お言葉に甘えて泣く泣く店を後にした。
ちなみに帰り際、タダで傘までもらってしまった。嗚呼情けなし。

・コンティニュエ 日本橋店

高島屋新館5Fにテナントとして入っている、コンティニュエ恵比寿の姉妹店。
置いてあるブランドにさほど大差はなかったものの、SC店の宿命か落ちついた感じのモデルばかりが並ぶ。
「日本橋店にはリンドバーグが置いてありますよ!」というHさんの言葉を楽しみにやってきたが、バカ高いのとそんなに形が好みではなかったので断念。

・J.F.REY BOUTIQUE TOKYO 代官山店

語るべきことは何もない。
圧倒的な品ぞろえの悪さ。全体で30本ぐらいしか無かったのではないか。
HPに載っていたモデルは無いし、BOZのちょっと変わったモデルなんかは売り物というよりもはやディスプレイ用みたいになってたのが気に食わなかった。眼鏡をそういう風に扱うんじゃねえよクソ!
あとこれは全く関係ないけど、僕と奥さんは土地勘の無さ故に渋谷駅からこのお店まで20分かけて歩いており、その末にこの仕打ちが待ち受けていたものだからショックは相当でかかった。
「なにこれ」「だめだね」と2人して言い合い、5分ほどで退店。

・アイウェアメビウス 渋谷店

僕が眼鏡の世界に魅了されて約8年。10代の頃からずっと行ってみたいと思っていたお店。悲願の達成。
ビルの3階に入っていて、内部はそこそこ広い。そして何より、目もくらむほどの品ぞろえ。冗談抜きで、ここは宝庫か何かだと思った。どこを向いても眼鏡、メガネ、megane、めがね……生きててよかったと心から思った。
ラインナップも素敵で、theo、ユウイチトヤマ.、Jacques Durand、コラボモデル…等々。
ここで僕は、ユウイチトヤマ.のダブルダッジシリーズに目を付ける。美しいチタン、細部に凝らされた技巧、ちょうどいいサイズ感。
「候補が見つかった!」と奥さんに報告し、今後回るお店でいいものが無ければここに帰ってこようと決める。
一つ気になった点は、店員さんがユウイチトヤマ.のクッキーシリーズを説明する時に

「なんか…デザイナーさんが…w…クッキーからインスピレーション受けたらしいッスよwwwwww」

って爆笑してたこと。
何笑ってんだよ馬鹿にしてんのか?!綺麗じゃねーかよクッキーシリーズ!レンズそのものは削らなくても、フレームでダイヤモンドカットに見せると言う高度な技じゃねーか!!
何笑ってんだよ!!!!!!!!!!

30分ほど(もしかしたら1時間かもしれない)滞在した後退店。僕の心は満たされる。

アイウェアショップを巡った後、8/13の締めとしてスカイツリー見物に出かける。
とはいえ奥さんは高所恐怖症でスカイツリーそのものには登れないため、メインはふもと(こういう言い方が合っていれば)にあるソラマチという商業施設でのショッピング。
お土産なんかを買い込み、ホテルへ帰る。

3万歩歩いた足はもうボロボロで、熱を持っているようにさえ思う。満身創痍でシャワーを浴び、奥さんは先に就寝。
僕は次の日に行くアイウェアショップを再検討し、SCの中にテナントとして入っているお店をすべて除外、エリアを渋谷と青山に限定し、床に就いた。

8月14日

7時起床。足の痛みは驚くほど回復していたので、これならまた3万歩歩くことになっても大丈夫だと自分と奥さんを元気づける。
よく見ると
この日も例によって時系列を覚えてないので、行ったお店の感想を列挙する。

・グローブスペックス 渋谷店

クソお洒落な店内。品ぞろえもナイス。
ハフマンスを目当てに行ったが、やはりPhantomは無くGhostのみ。小さいんだよ!店員さんに聞くも、「無いです」の一言。
僕が思うのは、「無いです」というのは、入荷すらしてないということなのか、それとも売り切れちゃったのか、どっちなんだろう。もし入荷すらしてないんだったら、ちょっとセンスを疑うぞ。
なかなか良いものが揃ってたけど、アイウェアメビウスで見つけたものよりいいものは無かったので退店。

・グローブスペックス 代官山店

閑静な住宅街にさりげなく建っている。
品ぞろえはおそらく回ったすべての店舗の中で最多。1F、2F、そして離れで3度おいしい素敵なお店である。
しかし、ここは自社ブランドを打ち出しているらしく、置いてあるものはそれが多かった。そのせいで他のブランドを圧迫し、種類は多いが数が少ないという中途半端なことになってしまっていた。
全体的にセルフレームが多く、トレンドを意識してかコテコテのクラシックばっかり。僕はもうブロウとかウェリントンとかにはとっくに飽きてるから、真新しいものは何も見つけられなかった。
とはいえ基本はガッチリと抑えているから、僕のようにめんどくさいこだわりを持ってない人なら十分トレンドに乗っかったおしゃれ眼鏡を手に入れられると思う。

・ブリンク 青山店

僕が眼鏡にハマりだした頃、書籍でもネットでも「アイウェア好きがこぞって集まる名店」みたいな紹介のされ方をしていたお店。
しかし実態は、基本のものばかり揃えた防御店(造語)。
「確かにこれは流行っていた。でも今ではこれがスタンダードだよ」というような、いつの時代でも通用する質の高いクラシックフレームなんかがたくさん置いてあったけど、とにかく暗中模索が大好きな僕にとっては真新しいものは発見できなかった。
同じ青山にブリンクベースという店舗があったけど、そこは外からチラッと見ただけで店内には入らなかった。何故かというと、品ぞろえがメッチャ悪く、置いてあるものはスタンダードばかりだったから。

一通りお店を回った後、「やはりあそこしかない」とアイウェアメビウスに戻り、目を付けていたユウイチトヤマ.のダブルダッジシリーズを購入。レンズ込み7万円ほど。
ずっとゴールドのフレームにうすいブルーのカラーレンズを入れるのが夢だったので、ついでにそれも叶えてやった。ざまみろ。
ここまではいいが、問題はフィッティングである。
僕は眼鏡屋で働いていた経験があるので、ことフィッティングには滅茶苦茶うるさい。
本当に滅茶苦茶うるさい。単にずれないとかそんなんでは絶対許さない。顔にビタリとフィットしなければずっと気になる。
だから、どのお店で作るにも「フィッティングちゃんとしてくれんのかな?」という危惧は常にある。
アイウェアメビウスもその例外では無かったけど、やはりというかなんというか、「商業的フィッティング」しかしてくれなかったのでがっかりした。
明らかな傾きは直してくれたが、露骨に「もういいでしょう?」みたいな雰囲気を出してくる。まぁ、僕ほど眼鏡に心を奪われてる人間でもなければそれが当たり前かもしれないが、かといって露骨にフィッティングを嫌がるというのは大人としてどうなのか。
不満はあったが、めんどくさかったのである程度のところでやめてもらい、金沢に帰ってから「フィッティングの神」にお金出して直してもらおうと決意。

……そういうわけで、8/21(水)、僕のもとに眼鏡が届く。多分フィッティングはダメダメだろうから、次の日にでも神の元に持って行って直してもらうつもり。

8月15日

僕と奥さん、2人して疲れ果てて眠っていた。
本屋に行ってドストエフスキーの「貧しき人々」、三島由紀夫の「美徳のよろめき」、トルストイの「クロイツェル・ソナタ 悪魔」を購入。まだ読んでない。

8月16日

奥さんと一緒に名古屋にあるIKEAに行こうとしたが、大雨のせいで岐阜白鳥ICで下ろされる。
一級河川庄川が濁流と化しており、しばらくすると避難指示まで出る始末。
IKEA行きは断念して高速に乗るも、一部区間通行止め。
「やばいこの危険な街に閉じ込められた」と絶望するも、通行止めされていたのは福井方面のみだったのでなんとか帰路に就くことが出来た。

8月17日

5時起床。懲りずにIKEAアタック。この日は晴天だったので普通に行くことが出来た。
買い物を済ませ、ミニストップで休憩してから帰宅。その後はずっとダラダラ。

8月18日

ようやく今日のことを書ける……。とはいえ今日も1日中ダラダラしていた。
明日から仕事が始まるのは厄介だけど、十分休ませてもらったし、盆は過ぎたので気温も落ち着いていくだろうから一安心。

夏休みの日記終わり。以上!

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