SHISHIKU高原

籠に盛られたデコポンがあって、叩いたらいい音がしそうだなと思ったのでその通りにしたらいきなり頭の中にフキダシが浮かんできて、「わたしのように凛と生きていきなさい」とデコポンに忠告され、「愛知県!」って叫んだら名古屋と中継が繋がって、河川敷でローラが流暢な英語でインタビューを受けていた。という夢を見て7時半に起床。二度寝して8時に起床。三度寝して8時8分に起床。ドブの掃除を済ませて9時半ごろ、妻を率いて駅に向かう。

「そらみそ」。おにぎりと味噌汁のお店。ここで遅めの朝食(または早すぎる昼食)を摂り、写真を撮るため駅周辺をうろつく。

あてどもなくフラフラ歩いていたら意外な景色が多くて楽しかった。特に公園のやつなんか好き。ビル群が大挙して公園を食おうとしているみたいな、建築物の津波が来ているみたいな。左から右にかけて階段状になっているのも楽しい。
失敗したことがあって、全編にわたって露出を間違えた。もしくは現像時間が足りなさすぎる。どの写真もハイライトがきつくてシャドウがあまり効いていない。夏の写真みたいになってるし、眩しいし。一応全部のコマでY2~YA2フィルタを通して撮影したんだけれど、あまり意味を成していない。ここにきて相棒M-1の露出計の精度を疑ってみることになるとは思いもよらなかった。
フィルムを一本撮り終えて帰宅。本当は珠洲の禄剛埼灯台に行こうと思っていたが、片道二時間もかかることを理由に妻に説得され断念。代わりに小松に行くことに。ワークマンプラスに寄って手取フィッシュランドに寄ったが人が多すぎて断念、獅子吼高原に向かう。

久しぶりに乗るロープウェーはなかなかスリルがあって楽しかった。妻は高所恐怖症なので顔の色を失いながらひたすらパルムを抱きしめていた。抱きしめられたパルムは妻の腕の中で小刻みに震えていた。人がビビっていると相対的にどっしり構えていていられるおれである。というか元来、煙とバカはなんとやら、と言うし、高いところが怖いってことはない。仕事でさんざん高所に上がるし。

Y2フィルタ使用。ハイライトが効きすぎ。やっぱりあれなんかなあ、現像時間足りんのかなあ、いつんなったら繰り返し精度得られるんかなあ。

歩きながら借景する。100mm f2.8にPO0フィルター入れて妻に撮ってもらったポートレートが気に入っている。すげえいい奴そう。どっかのタイミングで死んだら遺影に使おうと思う。

山頂は風が冷たくて寒かったので1時間ほど散策してからロープウェーで下山した。これは帰り際にスマホで撮った一枚。やっぱこの画がモノクロでああいう風に写るって、なんか間違ってるよなあ。何を間違ってるのか突き止めないことには今夜このままじゃ眠れNIGHT。と言って普通に寝る男。しょーもな。